1.はじめに
DNSはインターネットの根幹を支える重要な仕組みであり、DNSが正しく機能することは、インターネット全体の安定した運用のための要件の一つです。
本文書で説明するDNS設定チェックツールでは、DNSの設定内容をチェックすることができます。
また、DNSSECを導入した場合の設定内容も、DNS設定チェックツールにてチェックすることができます。
DNS設定チェックツールを利用して得た結果は、DNSの設定を適切に行うための参考情報としてご活用ください。
本文書ではDNS設定チェックツール(Web)<https://dnscheck.jp/>の利用方法を説明します。
2.利用方法と表示例
▼チェック方式
DNS設定チェックツール(Web)には、2通りのチェック方式があります。
入力画面1にて、チェック方式を選択することができます。
チェック方式 | 説明 |
---|---|
現在のDNS設定内容をチェック | ドメイン名の現在のDNS設定の適切さをチェックできます。 |
ネームサーバー設定の事前チェック | ドメイン名にこれから設定しようとしているネームサーバー設定(ネームサーバーホスト、署名鍵)の適切さをチェックできます。 |
▼入力画面1
DNS設定をチェックするドメイン名を入力し、チェック方式を選択してください。
「現在のDNS設定内容をチェック」を選択した場合
⇒「検証」をクリックしてください(手順③~⑥は不要です)。結果表示画面が表示されます。
「ネームサーバー設定の事前チェック」を選択した場合
⇒入力画面2にてネームサーバーホスト(必須)、署名鍵(任意)を入力し、「検証」をクリックしてください(手順③~⑦)。
▼入力画面2
▼結果表示画面
DNS設定のチェック結果が表示されます。「DNS設定チェック結果一覧」と併せて内容をご確認ください。
※本ツールはDNS設定が正しいこと、あるいは誤りがあることを保証するものではありません。
「本ツールでチェックしていない問題が発生している」
「ネットワーク等の問題により正常にチェックを行えていない」
などの場合があります。
※DNSの設定を変更する際には、十分にご注意ください。
※DNSの設定方法については一般の書籍等をご参照ください。
以上
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